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- 園長のおはなし | ナーサリーゆめの木平田
遊びがもたらす可能性
お散歩で基礎体力や運動神経を養い、強い足腰に
当園では、お散歩に出かける機会を積極的に増やし、あえて坂や起伏の多い道を選ぶようにしています。
お散歩は基礎的な体力を養われるだけでなく、自分の力でふんばる際に必要な足の指の力を鍛えることにもつながります。
幼少期に、この足の指の力を鍛えることは、大人に成長していく過程でとても大切です。
足には多くの神経の末端が集まっており、歩くことで脳が活性化し、判断力や記憶力が向上します。
さらに、体幹バランスも鍛えられ、歩行時の姿勢が安定し転倒防止効果も期待できます。
当園の子どもたちの多くは、歩行時の姿勢が早期に安定し、1歳時の途中でベビーカーを卒業します。
初めは「ママ抱っこ」と甘えてくるお子さまも、小さな成功体験をコツコツと積み上げることで
2歳児ごろには、片道30分かけて市川防災公園やアイ・リンクタウンまで歩けるようになります。
歩行トレーニングを行うなかで、初めは転倒してケガをしてしまうこともありますが、
そうした失敗にもめげずに、乗り越える力が子どもたちにとって重要なのです。
成功体験を積み重ねることで、何事にも果敢にチャレンジする心が身につくと考えています。
食事へのこだわり
身体にやさしい「ごはん給食」で、健康的なお身体に
幼少期に規則正しく食事を取ることは、健康的な身体作りでとても大切なことです。
食事が大切なことだと分かっていても、「バランスよく食事を取るにはどうしたらいいか」「食事量はどのくらいが適切か」など、
具体的にどうすれば良いか分からず、お悩みになる親御さまは少なくありません。
ついつい完食させることに目が行きがちになってしまいますが、当園では逆にご飯の量をいつもより少なくし、
子どもたちが自主的におかわりする習慣をつけていきます。
これは、少量でも「食べられた」「食べきれた」といった成功体験を作ることで、
自然と食欲が湧き、食事の量も増えていくことにつながるからです。
また、当園では管理栄養士が調理する「ごはん給食」という取り組みに力を入れています。
「ごはん給食」とは、ご飯とみそ汁といった和食を中心に提供することです。
和食の特徴は、塩分を抑えた食材の旨味を生かしたメニューが多く、園児の健康寿命を延ばす事に期待できます。
給食の提供前には、管理栄養士だけでなく、園長自らも塩加減のチェックを行い、健康に配慮した給食作りに努めています。
昨今は、共働きのご家庭が増えています。栄養価の高い和食を毎日食べさせたい。と思っていても、
和食は調理に時間がかかり、仕事もあるため、安定して和食を食べさせられているご家庭は少ないかと思います。
そのため、保育園では「ごはん給食」といった形で食材にこだわった和食を提供し、
健康的なお身体を作る手助けができればと考えております。